2019/02/26
長岡京市のみやじま歯科クリニックでございます。
今回はクサビ状欠損についてお話していきたいと思います。
クサビ状欠損…聞きなれない言葉だと思いますが、患者様によく見受けられるものなのです。
クサビ状欠損とは、歯ブラシによる乱暴な横磨きや歯磨き剤の使い過ぎ、くいしばり・歯ぎしりなどのかみ合わせが原因で歯の根元が削れている状態を言います。
歯の表面はエナメル質でおおわれており、歯の根元はそのエナメル質が薄くなっているため、そこを歯ブラシで強く磨くと削れてきます。
また、くいしばり・歯ぎしりなどで強い力が歯にかかると根元が削れやすくなるとも考えられています。
その結果、冷たい水などがしみるようになってきます。ひどい時は歯の神経の近くまで削れてしまい、神経を抜くことになってしまいます。
次回はクサビ状欠損にならないための予防のお話です。