2019/12/09
長岡京市のみやじま歯科クリニックでございます。
今回は不正咬合についてです。
不正咬合とは、歯並びや噛み合わせが悪い状態のことを言います。
まず良い歯並び、正しい噛み合わせとはどんな状態のことを言うのでしょうか。
このように噛んだ時に、
・上下の前歯の中心が合っている
・上下の前歯が前後2~3㎜で重なっている
・すべての歯が接合する
この状態が正しい噛み合わせと言われています。
近年の子供で、この正しい噛み合わせに自然に発育していく子供の割合はかなり減ってきているのが現状です。
昔に比べて食生活の変化(食の欧米化により柔らかいものばかり噛むようになったなど)により顎の発育に必要な運動が減ってきているのも大きな一因です。
また受け口など遺伝の場合もあります。
では次回からは不正咬合にはどんな種類があるのかお話していきます。