2019/10/16
長岡京市のみやじま歯科クリニックでございます。
今回は、どうして口呼吸がいけないのかのお話です。
空気中には、ほこりや細菌、ウイルス、花粉、有害な排気ガスなど体に有害な物が含まれています。
鼻呼吸ではその大部分が自然にろ過されますが、口呼吸では直接喉を通り、肺に入ってきます。さらに、口や喉が乾燥しやすく、
だ液の分泌が悪くなり、歯や歯ぐきにも大きな影響があります。
具体的にどんな事が起こってくるのでしょう?
◉口や喉の乾燥
・だ液の分泌が悪くなり、ムシ歯や歯周病になりやすい。
・口臭やいびきの原因にもなる。
・喉のリンパが炎症を起こしやすくなる。
・体が緊張状態と勘違いして、睡眠中も体が休まらない。
◉免疫機能の低下
・風邪を引きやすくなる(自律神経を乱す)
・アトピーや高血圧、ぜんそくやアレルギーなどが起こる引き金となる。
◉舌や口の筋力の低下
・舌の位置が正しくないと、前歯を舌で押す状態になるため、“ポカン口”になったり、歯並びが悪くなる原因にもなる。
・顔のたるみ、しわ、二重アゴの原因になる。
口呼吸は万病の元とも言えますね。
次回は、口呼吸を治すためにできる事をお話致します。