2019/10/18
長岡京市のみやじま歯科クリニックでございます。
今回は口呼吸を治すために歯科でできる事をお話します。
(もともと鼻づまりなど、鼻の病気がある方は耳鼻科の先生にも見てもらってください。)
それは、舌筋を鍛える体操をする事です!
舌の正しい位置とはどこでしょう?
リラックスして口を閉じている時、舌先が前歯の裏に当たっていませんか?
もし当たっているなら、舌の筋力が落ちて位置が下がっている証拠です。
舌先が上アゴ寄りにしっかりついているのが正しい位置です。
この位置に舌先がくると、自然と鼻呼吸になり、口呼吸や“ポカン口”も改善されるのです。
その舌筋を鍛える体操で「あいうべ体操」というものがあります。
次の4つの動作を順に繰り返します。
声は出しても出さなくても構いません。
1日30セットを目安に毎日続けます。
慣れたら徐々に回数を増やしてください。
※参考文献:免疫を高めて病気を治す口の体操「あいうべ」(ビタミン文庫)
・はじめは疲れたり、筋肉痛が出たりします。慣れるまでは、2~3回に分けた方が続けやすいでしょう。
・体操なので、喋る時より口はしっかりと大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。
・特に顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数を減らすか、関節に負担のかからない「いー」「うー」のみ
を繰り返してください。
皆さん、是非やってみてくださいね。