2020/03/02
長岡京市のみやじま歯科クリニックでございます。
今回は麻酔アレルギーについてのお話です。
歯科では、痛みを和らげるために局所麻酔を使って治療を行います。しかし一方で、その局所麻酔で使用する麻酔剤に対してアレルギーをお持ちの方がいらっしゃいます。
麻酔剤に対してアレルギーをお持ちの方へ局所麻酔を、すると、麻酔後に以下のようなアレルギー症状が起こります。
発熱、発疹、痒み、くしゃみ、鼻汁、流涙、喘息、
気管支痙攣、呼吸困難、チアノーゼ、リンパ節腫脹、全身毛細血管拡張など
このアレルギーをお持ちの方へ局所麻酔を行った場合、非常に稀ではありますが
アレルギー反応によるショック症状『アナフィラキシーショック』を引き起こすことが報告されています。
アナフィラキシーショックとは、個人差がありますが、重症の場合、血圧低下、呼吸困難、意識消失などの症状を起こし、最悪の場合死に至ることもあります。
アレルギー体質の方、過去に局所麻酔をして気分が悪くなったなど何か症状が出たことのある方は、必ず歯科医師、
スタッフへお申し出ください。
ご協力お願いいたします。